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世界卓球パリWEB速報

 女子シングルス3回戦、丁寧と対戦した今大会の「ジョーカー」、カットの胡麗梅(写真左上)は丁寧に完敗。もともとカット打ちを苦手としており、この胡麗梅に代表選考会で2連敗していた丁寧だが、非常にミスの少ないカット打ちを見せた。度重なる失敗は中国チームのコーチ陣が決して許さない。

 男子シングルス2回戦、クリサン(ルーマニア)との大打撃戦を制したのはO.アサール(エジプト/写真右上)。長身でとにかく中陣で粘り強く、また凡ミスも少ない。ラリー戦での強さは折り紙付きだ。

 男子シングルス2回戦、地元フランス期待のマテネに完勝したのがイランのノシャド・アラミヤン(写真左下)。台から距離を取るプレーが多いのだが、とにかく「当たれば入る」と言えるほど、吸い付くような抜群のボールタッチをしている。イランから世界選手権のベスト16プレーヤーが誕生するのか。

 男子シングルス2回戦、北朝鮮のキム・シンヒョクとのサウスポー対決を、ゲームカウント1-3から逆転したポルトガルのフレイタス(写真右下)。中・後陣に下がれば非常にしぶとく、どこか日本の水谷を彷彿とさせるプレースタイル。

 明日は女子シングルスでベスト8、男子シングルスでベスト16が決定!