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世界卓球パリWEB速報

●男子シングルス4回戦
馬龍(中国) 5、ー9、7、ー9、4、7 丹羽

再び「打倒・馬龍」を目標にしていた丹羽、2ゲームを奪い、元世界ランキング1位をナーバスにさせたが、最後は馬龍に押し切られた。
試合後、丹羽は「1年前(丹羽が勝利した五輪アジア予選)は、馬龍は自分のチキータを嫌がっていたけど、今回はそれを狙ってきた。試合前の練習会場でも、チキータを狙い打つ練習をたくさんやっていた」と語った。馬龍はかなりナーバスになっていたが、丹羽のチキータにすばやい反応を見せ、台から出てくるサービスは確実にレシーブからドライブで攻めてきた。スコアは競っても、負けないプレーをしてきた。丹羽はベストに近いプレーをしたが、ややブロックのミスが多かったか。

★試合後の丹羽孝希のコメント
「接戦で取ったゲームの次のゲームの出足が悪くて、常にゲームをリードされるので苦しいですね。次のゲームの出足をもっと厳しく行かないといけない。馬龍は気合い入っていたけど、調子は普通だった。こちらの最初の2ゲーム目の出足の悪さが良くない。中国選手のボールは打たれたら返せないので、もっと守備の部分をしっかりやっていきたい。
 パリは応援も良くて、やっていて気持ちよかったので、まだ終わりたくなかった。ベスト16に入ることも難しいので、入ったことには満足しているけど、欲を言えば、もっと試合をしたかった。でも、全然悔いはないです」