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世界卓球パリWEB速報

●女子シングルス準決勝
李暁霞(中国) -8、1、-4、11、6、8 丁寧(中国)

前回のロッテルダム大会女子決勝、そしてロンドン五輪の女子決勝の再現となった李暁霞対丁寧の一戦は、李暁霞に軍配が上がった。
勝負を決めた第6ゲーム終盤の数本のプレーに、李暁霞の強さが凝縮されていた。8ー8からラッキーなネットインで9ー8とリードした李暁霞は、ここで守りに入ることなく、丁寧の3球目バックストレートへのフォアドライブをブロックしてから、電光石火の回り込みシュートドライブ。丁寧のフォアへ決める。
マッチポイントでも、丁寧を左右に振ってから、あまくなったボールを上からたたき込むようなフォアドライブでフォアクロスに決め、ガッツポーズ。五輪女王の自信が、万年2位と呼ばれた彼女を変えたのか。初の世界選手権のタイトルまで、あとひとつだ。