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世界卓球パリWEB速報

●混合ダブルス決勝
キム・ヒョクボン/キム・ジョン(北朝鮮) 6、8、3、-6、-8、7 李尚洙/朴英淑(韓国)

 3ゲームを先取した北朝鮮ペアは、3−2まで追い上げられるが最後は積極的な連続攻撃で韓国ペアを下した。
 以下は優勝記者会見でのコメント。

李尚洙「私にとって初めての世界選手権でしたがとてもすばらしい体験ができたと思います」
朴英淑「決勝では最初緊張して堅くなってしまったが、次第に良くなっていった」
キム・ヒョクボン、キム・ジョン「予想外の成績だし、望外の喜びです。この喜びを金正恩第一書記と北朝鮮の人民に捧げます」
キム・ヒョクボン「たとえ、中国がもっと強いペアを出してきても、私たちはもっと良い訓練を課し、金メダルを目指したい」
キム・ジョン「(表彰台での涙の理由は?)もちろんそれは喜びの涙です。ピョンヤンを出発するときもとてもたくさんの人たちが見送ってくれました。その人たちへの感謝の涙でした」

 最後に記者から「南北間にはいろいろな政治的な問題はあるが、そういうことに関してどう考えるか」という質問に対し、韓国卓球協会のパク副会長がいきなりマイクを手に取り、「我々は卓球というスポーツするためにここにいます。スポーツマンはスポーツを語るべきで、政治は語らない。そして我々の兄弟である北朝鮮の金メダルにおめでとうと言わせてください」と言い、会場から拍手を浴びた。