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世界卓球パリWEB速報

●女子シングルス準決勝
劉詩ウェン(中国) 8、ー9、9、5、8 朱雨玲(中国)

ともに小柄で、前陣でピッチの早い両ハンドに緩急を織り交ぜて得点するスタイル。
前陣での我慢比べのような展開になったが、中盤からフォアハンドでの仕掛けを多くした劉詩ウェンに軍配が上がった。
劉詩ウェン、悲願のビッグタイトルまであとひとつ。決勝で対戦する李暁霞に対しては、国内大会での成績ではかなり分が良いが、相手はビッグゲームの決勝での経験が豊富だ。

そして敗れたとはいえ、今大会の中国チームの若手選手たちが緊張からなかなか結果を出せない中で、朱雨玲は3回戦の姜華君戦でペースを乱しながらもここを乗り切り、初出場3位という成績につなげた。競争の厳しい中国女子にあって、まずは及第点の成績と言えそうだ。