速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界卓球パリWEB速報

●男子シングルス4回戦(ベスト8決定戦)
許シン(中国) 7、5、5、7    フレイタス(ポルトガル)
張継科(中国) 6、−6、7、5、9  ガルドス(オーストリア)
王皓(中国)  −8、7、7、5、3  ガオ・ニン(シンガポール)

 ロンドン五輪の金、銀メダリストの張継科、王皓がそろって準々決勝に進んだ。危なげないプレーと試合運びで、今大会第3、4シードの二人が快勝。許シンもフレイタスを一蹴し、丹羽を下した馬龍とともに中国の厚い壁を築こうとしている。

 現五輪・世界王者の張継科はこれまでおとなしいプレーに終始している。この半年の国際大会でも、オーストリアオープンの高木和卓戦をはじめ、外国勢の取りこぼしが多く、劉国梁総監督から酷評されたことも。しかし、いつ爆発するかわからないのがこの男の魅力。台上バックドライブからの連続バックドライブは健在で、フォアへの飛びつきは驚異的に早く、そして正確。この休火山、いったいどこで爆発するのか。