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世界卓球パリWEB速報

 全日本チャンピオンの福原が1回戦で敗退する波乱が起きた。相手は韓国のパク・ソンヘ。第1ゲームを快調に奪ったが、第2ゲームからは粘り強い連続バックドライブを、福原のバックサイドに集めるパクの前に、福原のバックハンドのミスが多くなる。バックドライブでもうまく緩急をつけたパクに対し、福原はバックハンドの強打と緩急の使い分けという本来の良さが発揮できず、終始パクのゲームだった。

●女子シングルス1回戦
福原 4、−6,−9、3、−8,−6 パク・ソンヘ(韓国)

★福原愛のコメント
「相手があまり国際大会に出ていない選手なので、準備が十分ではなかった。シングルスの第1試合で少し緊張してしまった。
 第1ゲームはすごく良い感じでとれたけど、第2ゲームから相手も戦術を変えてきた。自分もそれに対応して2-2になったけど、その後に思い切って自分から攻めることができなかったのが敗因。少しプレッシャーが大きすぎたなと思います。自分でそのプレッシャーに打ち勝つことができなかった。自分の責任です。
 まだダブルスが控えているので、しっかり気持ちを切り替えて、平野さんと頑張ります」