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世界卓球パリWEB速報

 男子シングルスが始まり、全日本チャンピオンの丹羽は電光石火の試合で勝利を収めたが、いきなり日本エース水谷が世界ランキング131位のシルチェクに敗れた。前回、ベスト8で世界ランキング10位、メダル候補だった水谷の思わぬ敗戦だった。
 勝利したシルチェクはミックスゾーンで「unbelievable(信じられない)!」を繰り返し、興奮冷めやらぬといった表情だった。この先の目標を聞くと「そんなのわからないよ!」とひと言。彼にとっても、正直予想だにしなかった勝利に違いない。
 
●男子シングルス1回戦
シルチェク(チェコ) −6、5、−4 、8、10、8 水谷(日本)   
張一博  9、−6、11、5、−9、10 カルデラノ(ブラジル)
丹羽 5、4、8、7  アンソニー(インド)
松平健 7、3、7、8 リード(イングランド)
高木和 ー8、5、11、9、ー8、ー6、6 カイナット(スロバキア)
岸川 4、ー8、10、10、6 グロース(デンマーク)

★水谷隼のコメント
「知らない相手だったけど、自分がかなりびびってしまった。特に2ゲーム目を取られてからだんだんと相手ペースになってしまった。思った以上に自分がイメージしたところにボールが飛んでいかなくて、攻めなきゃいけないところで攻められなかったり、短いボールを送っているのにそれが長く出てしまって相手に攻められて失点したりとか、自分の思ったところにコントロールできなかったのが大きな敗因」