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世界卓球 パリからジュテーム速報
~伊藤条太のお前にトリコロール!~

会場のプレスルームで、日本から取材にきた新聞記者と挨拶をした。私が仙台在住だと言うと、その方はかつてプロ野球のソフトバンクの担当だったから仙台には数え切れないほど来たことがあるという。

新聞社では、プロ野球のチームごとに担当記者がいるということを初めて知った。「やっぱり自然と担当になったチームのファンになるでしょう」と聞くと、なんと逆で、勝つと忙しくなるのでいつも「負けろ負けろ」と思っていたという。しかし負けすぎると監督が交代になったりしてまた忙しくなるので負けすぎるのも困るという。

「生かさず殺さず」というところだろうか。ファンが聞いたら激怒するだろう。

そもそも、プロ野球選手たちはサービス精神が足りなくて嫌な人が多いと言う。愛想が悪いだけではなくて無視するし、名刺を目の前で捨てられることも普通だという。

この方、卓球王国の私の記事が好きで、毎月楽しみにしていると言ってくれた。補助剤問題とかフジテレビを誉めたこととかもちゃんと読んでいるのだ。「ヘタなことは書けませんね」と今野さんに言うと「当たり前じゃないの。みんな読んでますよ。ヘタなこと書いてるつもりだったんですか!」と言われた。いや、まあ、そういうわけじゃないが、ときどき当てこすりのようなことを書いているのでちょっとね。でもまあ最終的な文責は編集部ということで、のびのびやらしていただきますわ(急に関西弁)。