●男子シングルス1回戦
村松 8、2、5、7 レイツパイズ(チェコ)
三部 8、5、9、5 アレン・ワン(アメリカ)
李漢銘(香港) -5、8、-8、9、3、5 酒井
男子シングルス1回戦は、午前中に3試合が行われた。村松が長身のレイツパイズ、三部が巨漢のブロッカー、アレン・ワンに快勝したが、団体戦好調の酒井がよもやの初戦敗退を喫した。
酒井を破ったのは、香港の李漢銘。男子団体の日本戦では森薗にストレート負けした選手だが、小柄ながら旺盛なフットワークを活かして、酒井の台上バックドライブを果敢に狙い打ち、バックのブロックも非常に堅かった。何よりも、酒井が第5ゲーム中盤から自身のプレーへのいら立ちを隠せず、バックハンドのミスが連続したのに対し、李は最後まで積極的な攻めの姿勢を貫いた。
団体戦では精神的な成長を感じさせた酒井だが、このシングルス初戦でもろさが出てしまった。まだ男子ダブルスと混合ダブルスの2種目が残っている。ここで気持ちを切り替えたい。