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2013世界ジュニア選手権速報

 昨日は、現地時間の午後1時前に首都ラバトの空港に着いた速報担当。入国審査と荷物の受け取りはスムーズに終了。「何かの役に立つかも」と空港内の様子を端っこから撮影していたら、はるか遠くから駈け寄ってくる人影が。警備員らしき男性が、「ちょっと今撮った写真を見せてくれ」と言うので見せたら、「これは私が映っているから消してくれ」とのこと。豆粒くらいなんですけどね。
 セキュリティ上の問題なのか、宗教上の問題なのか。モロッコでは許可なしに人は撮っていけないとのことで、十分に引いて写真を撮っていたつもりですが、ビックリしました。

 次のホテルへのタクシーも大変。今年7月まで青年海外協力隊でモロッコに派遣されていた坂本卓也さんから「街中に出るまでタクシーとの交渉が必要。複数人の利用でないと割高」と聞いていたんですが、そのとおりでした。ものの15分くらいしか走っていないのに300ディルハム(約3700円)。英語も通じないし、早く会場に行きたいし、運転手の人相は悪いし、擦った揉んだのあげく言い値で払ってしまいました。坂本さん、笑ってください……。

 ラバトは昼の最高気温は24度まで上がりましたが、風が冷たく、ホテルの部屋の冷え方は日本と同じくらい。おでんでも食べたくなる感じです。街の風景は花が咲き乱れていて美しく、緑も多くて落ち着いた印象。

 空気が乾燥しているので、会場からの帰りのバスで少しゴホゴホしていたら、少し離れて座っていたドイツチームの男の子が「咳をする時は口に手を当ててくれ」と言ってきました。こういうのをハッキリ言えるあたり、若くてももうプロなのだなと感心。風邪は引いてないですが、失礼シマシタ。