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2013世界ジュニア選手権速報

 今回の世界ジュニアから、日本女子ジュニアチームを監督として率いる呉光憲監督。ハードな練習で選手たちを鍛え上げ、淑徳大学を名門チームへと育て上げた名将。今回の日本女子チームは団体戦での経験不足が不安材料だったが、呉監督は若い選手たちに「チームスピリットを持つこと」を求めている。以下はタイペイ戦後のコメント。 

「予想以上に選手たちが頑張ってくれた。第2ステージで良いスタートが切れたと思います。初戦のロシア戦は、トップの伊藤のプレーが硬かったけど、まだ中学1年生だからそれは仕方ない。その緊張を乗り越えて勝ってくれたのをうれしく思います。
チームは森が高校2年なので、チームをまとめる役割を任せている。そして試合になったら全員がエースだと思ってくれと選手たちには伝えています。
タイペイ戦ではオーダーが予想とは外れたけど、森が最近うまくなってきたカット打ちの成果を見せてくれた。最後はロングサービスからフォアサイドを連続で攻めるようにアドバイスして、その展開が有効だったと思います。2番の平野はそれほど簡単には勝てないだろうと思っていたけど、切れた粒高のボールもループでしっかり攻略して、3球目攻撃のコースも良かった。監督が(オーダーを)ミスしても選手が頑張ってくれましたね(笑)。

自信、責任、そして使命感を持って頑張ってほしいと選手たちには話している。明日からはトーナメント戦。負けたら後がないので、選手とスタッフが団結して強いニッポンを見せていきたい」