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2013世界ジュニア選手権速報

会場で練習やトレーニングに汗を流していたのが、韓国男子チームのエースであるジャン・ウジン(張禹珍)。韓国選手としては細身で小柄だが、その打球センスは非常に優れている。台上での柔らかいボールタッチ、そして中・後陣でのロビングやカット。かなりイメージが変わってきたとはいえ、まだ労働集約型のイメージが強い韓国選手の中では異色の存在だ。
韓国チームのコーチ、コ・カンヒさんにジャン・ウジンの長所と課題について聞いてみた。

「ジャン・ウジンの最大の長所はクレバーなところ。とても頭が良いね。それに前陣で速い攻めができるのも特長だ。これからの課題としては、もっとウエイトトレーニングをして、筋力を鍛える必要がある。
 韓国では朝9〜12時、午後2時半〜6時まで打球練習で、その後でウエイトトレーニング。午後8時以降はフリーの課題練習というのが普通。ウエイトトレーニングは毎日必ずやる。ジャン・ウジンも毎日ウエイトトレーニングをしているよ」

 2010年に1年間、学校を休学してドイツに卓球留学していたジャン・ウジン。そのため、まだ高校2年生だが、今年が最後の世界ジュニアになる。男子団体では準々決勝でポーランドに金星を献上した韓国だが、男子シングルスでは活躍を見せることができるだろうか。
  • 練習会場で鮮やかな横回転ブロックを披露

  • トレーニングは毎日欠かさない