●女子シングルス3回戦
伊藤 4、5、5、5 バトラ(インド)
劉㬢(中国) 7、8、-6、3、11 森
劉高陽(中国) 3、-5、6、6、3 平野
ベスト8決定となる女子シングルス3回戦。日本は伊藤がインドの右シェークバック粒高攻守型・バトラに完勝、ただひとりベスト8に勝ち残った。変化はあるが、怖さはないバトラの粒高面にバック表ソフトのボールを効果的に集め、フォアでも自信を持って攻撃していた。
森と平野は中国勢に敗れたものの、それぞれに収穫はあった。森は男まさりのフォアドライブを放つ右シェークドライブ型・劉㬢に対し、粘り強くバックハンドをミドルに集め、チャンスボールはフォアで攻撃。第5ゲーム10-8から逆転されたのは残念だが、国際大会でもさらに活躍できる可能性を感じさせた。
平野も団体決勝で完敗した劉高陽の強打、特に回り込んでフォアに打ってくるシュートドライブによく反応し、1球、2球と連続でブロック。そこからカウンタースマッシュを決める場面もあった。決して団体決勝と同じ負け方ではなく、修正能力の高さを見せた。
伊藤、夜に行われる準々決勝の相手は、団体決勝トップの再戦。顧玉ティンと激突する!