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平成25年度全日本選手権大会速報

●ジュニア男子2回戦
田添響(希望が丘高) 9、3、6 地崎(出雲北陵高)

昨夏のインターハイ・男子学校対抗決勝、青森山田戦のトップで大逆転勝利を収め、希望が丘初優勝の立役者になった田添響。ジュニア男子2回戦では出雲北陵の地崎をストレートで破り、3回戦に進んだ。

昨年秋に希望が丘高を取材した際、最も迫力あるボールを放っていたのがこの田添響。高い身体能力で、高い打球点から打ち込む直線的な弾道の両ハンドドライブは、まさに弾丸(だんがん)だった。これまでは試合中の集中力のムラを指摘されることもあったが、今回の全日本を見る限り、集中力は抜群。本気で全日本ジュニアのタイトルを獲りにきている。

マッチポイントの場面でも強打ではなく、深く切れたツッツキで相手のネットミスを誘い、しっかり締めた田添。ベンチの石田真太郎監督(下写真右)も、試合後のアドバイスは少なめ。まず文句のつけようのないプレーだった。