●男子シングルス4回戦
加藤(愛知工業大) 13、−6、11、2、−6、4 村松(JOCエリートアカデミー/帝京)
町(明治大) −5、9、10、−9、9、−9、6 塩野(東京アート)
吉村(愛知工業大) 3、−10、6、−7、−8、7、9 池田(青森大)
スーパーシードが登場する男子シングルス4回戦がスタート!
上位進出が期待されたカットのふたり、塩野真人と村松雄斗が初戦で敗れる波乱があった。
今シーズンは国際大会で大暴れ、1月のワールドツアー・グランドファイナルでもガオ・ニン(シンガポール)を下してベスト8に入った塩野。全日本ではこれまで目立った活躍がないものの、「今年こそ」とその活躍が期待されたが、対戦相手の町のカット打ちは見事。低い弧線のループドライブには凡ミスがなく、レシーブも正確で、塩野は攻撃を仕掛けるチャンスがなかなか見出せなかった。
今大会の活躍次第では、JA全農世界卓球(団体戦)のメンバー入りもあると思われたが…。選手選考にも微妙な影響を与えそうだ。
村松はペンドライブ型の加藤に敗れた。加藤も回転量の多いループドライブを前に落とし、チャンスボールは村松のバックに強打をたたき込んだ。やはりペンドライブ型はカットに強い。これがカットが勝ち上がる難しさだ。