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平成25年度全日本選手権大会速報

●男子ダブルス決勝
森薗/三部(青森山田高) −9、7、4、9 岸川/水谷(ファースト/DIOジャパン)

過去5回優勝の岸川/水谷ペアを決勝で下し、森薗/三部が初優勝!
昨夏のインターハイでは2位。昨年12月の世界ジュニアでもベスト8止まりだった森薗/三部。三部がやや先輩の森薗に遠慮している感もあったが、この決勝では見事なコンビネーションを披露。森薗が意外性のあるコース取りでラリーの主導権を握り、三部が豪快なフォアドライブを決めた。打球点がやや落ちたところからでも、フォアクロスに一発で抜ける三部のパワードライブは見事だった。第4ゲーム10−9のマッチポイントでも、三部の豪快なカウンタードライブが決まり、先輩ペアに引導を渡した。
岸川/水谷も中陣での粘りからの逆襲など、ダブルス巧者ぶりを随所に見せたが、ラリーではやや受け身に回ったか。6回目の優勝はならず。

★森薗/三部の優勝インタビュー
森薗「まだ本当に自分たちがダブルスの全日本チャンピオンになった実感がないです。でも日本の1位のペアと2位のペアを倒して優勝できたのは本当にうれしい」
三部「……いや、ちょっと緊張して(苦笑)。……良いプレーができたので良かったです」
森薗「相手は日本のエースダブルスなので、とにかく胸を借りるつもりで、自分たちにできるプレーをしようと話し合って試合に臨みました。ぼくたちの長所は速い卓球。台上から自分たちでどんどん攻めていって、自分たちの展開にすることを意識しました」
三部「持ち味は出せたと思います。森薗さんに助けてもらったなという感じです」
森薗「今大会ではぼくたちの力の120%が出せた。まだまだ、これが自分たちの力とは思わずに、これから頑張っていこうと思います」