●女子団体・準々決勝
〈日本 3−2 オランダ〉
○平野 7、8、−9、5 エーラント
石川 9、−8、−9、7、−10 リー・ジャオ○
○石垣 −8、6、8、9 リー・ジエ
平野 9、−10、−3、4、−7 リー・ジャオ○
○石川 8、7、−7、−9、6 エーラント
ラスト石川、ゲームカウント2−0から追いつかれながらも振り切った!
日本女子、メダル確定!!!
苦しい、あまりに苦しい大会だった。得意のサービスからの3球目攻撃がなかなか出せず、苦しみながらもポイントを重ねて2ゲームを先取した石川だったが、第3ゲーム終盤から、次第にエーラントが調子を上げる。弧線の低いループドライブで石川のミスを誘い、石川のフォアサイドを威力あるバックドライブで攻める。第4ゲーム9−9から自分のサービスで2失点し、最終ゲーム0−3でリードされた時は、会場にも悲壮感が漂った。
しかし、ここから石川はエーラントの強打を中陣で粘ってポイントを拾い、1−3。そして3−5のビハインドで、ミドル前に浮いたレシーブに対する石川のフォアスマッシュがオーバーするが、主審が「レット」の判定。絶体絶命のピンチで、このふたつの局面が大きなターニングポイントだった。5−5に追いついたあたりから、石川の目つきが変わった。8−6とリードして、ロビング打ちからシュートするスマッシュで得点。このまま振り切って、ついに勝利を手にした!