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世界卓球東京大会WEB速報

 〈日本 3−1 ポルトガル〉
○水谷 7、7、9 アポローニヤ
○丹羽 8、−6、10、−4、9 フレイタス
 松平 −9、12、7、−9、−9 モンテイロ○
○水谷 6、7、−7、−4、6 フレイタス

 日本男子、ポルトガルに勝利!
 これで明日のハンガリー戦にかてば、グループC1位通過だ!

 日本はトップ水谷が幸先良く先制点を挙げたものの、2番丹羽は大苦戦。フレイタスの回転量の多いフォアドライブに押され、ラリー戦になるとなかなか得点できなかった。なんとか持ち込んだ最終ゲームも、2−6、4−8とリードを許したが、ここから臆せずにフォアの攻撃を仕掛け、一気の6点連取。11−9で熱戦に終止符を打ち、全日本で初優勝した時のように、静かにこぶしを固めた。

 3番松平は惜しい内容。勝利をほぼ手中に収めていたが、モンテイロの豊富な運動量と、中・後陣での粘りに屈した。最終ゲームは8−5とリードしていただけに悔やまれる。

 そして4番は水谷とフレイタスのエース対決。この試合で水谷は、昨日から違和感があったという右太ももの付け根の痛みが悪化。2−0のリードから2−2としたところで治療を受ける。ここで決着をつけたい日本。水谷はこの絶体絶命のピンチに、前陣を死守しての両ハンド攻撃を選択。特にバックハンドのカウンターで何度もフレイタスのフォアを打ち抜いて、技術の幅の広さを見せた。最後は10−6で、ガツンと切ったフォアのツッツキレシーブをフレイタスが持ち上げられず。安堵の勝利だった。
  • 丹羽、最終ゲーム4−8から逆転!

  • 技術力の幅広さでフレイタスを破った水谷。さすがエース!

  • 22時半を回っても、大きな声援が送られた