〈日本 3−2 ハンガリー〉
○水谷 6、9、4 パッタンチュース
岸川 −3、−9、−8 コシバ○
○塩野 7、3、13 ラカトシュ
岸川 −8、10、−7、−11 パッタンチュース○
○水谷 3、6、5 コシバ
日本、苦しい苦しい勝利だった。しかし、ハンガリーに勝利し、4勝1敗でグループリーグ1位通過を決めた。
カットのパッタンチュースがいるハンガリーに対し、倉嶋洋介監督は昨日2勝を挙げた丹羽を下げ、岸川を2点起用。しかし、岸川の調子は今日ももうひとつ。岸川らしい多彩な球さばきが見られず、フォアのドライブ攻撃に頼りすぎた感があった。パッタンチュース戦は第4ゲーム8−10から追いついたが、あと一歩及ばず。
ラストまで回したくなかった日本だが、ラスト水谷のプレーはパーフェクトだった。岸川をあれだけ苦しめたコシバのバックドライブが、サービス・レシーブを封じられたことで完全に影を潜めた。飛びつきざまにフォアストレートに何本も打ち抜くなど、水谷のプレーは冴えに冴えた。