女子団体・準々決勝で日本と対戦するオランダ。リー・ジャオとリー・ジエの両輪が揃ってから、世界団体では3大会連続でベスト8と安定した成績を残している。
昨日のチャイニーズタイペイ戦後、エースのリー・ジャオは「難しい試合だと思っていたが3−0で勝ててとても最高の気持ち。試合の前はみんなナーバスだったがチャンスがあると思っていた。若いエーラントにとっては初めての大会だが、良く戦ってくれている」と語った。準々決勝で対戦する日本については、「とても若いチームでレベルが高い。石川と平野という2人の若い選手にカットマン(石垣)、みんな才能がある選手」と評した。まあ彼女から見れば、たいていのチームは若いチームに見えると思うのだが…。
2番手のチョッパー、リー・ジエは今大会どうも動きが重い。どうしたのかと思ったら、「6カ月前に出産して、3カ月前にトレーニングを再開したばかり」とのこと。なんと、ママさん選手としての参戦だったのだ。さすがに動きが落ちるのは仕方がない。
ただ、リー・ジエは攻撃力があり、精神的にも粘り強く、試合を投げることがない。油断のならない相手であることは確かだ。