一時期のシェーク裏裏全盛に比べると、今年のインターハイは多彩だ。ペンドラの姿はもちろん、ペン粒も多い。女子のペン粒はたまに見ることもあったが、男子のペン粒をここまで見るとは思わなかった。シェークドライブが飽和状態の中で、違う戦型は勝つための術を磨いているのだろう。団体戦でペン粒やカットが1選手入るだけで、チームの印象、オーダーはガラッと変わる。
また、レシーブも一時期のチキータ流行が落ち着いて、ストップやフリックなど一昔前のような印象が強い。確かにチキータは強力なレシーブだが、リスクも大きい。レシーブの選択もひと回りして、ストップを軸にして、チキータとフリック、フォア強打を混ぜていく展開になっている。