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全国高校選手権(インターハイ2014)

<女子シングルス決勝>
前田(希望が丘) 6、13、7、ー6、10 森(昇陽)


女子シングルス決勝、前田が森を下し、2年ぶりに王座に返り咲いた。
「バックを攻めて崩したかった」と森がコメントするように、序盤からバック対バックを軸に激しいラリーが展開されるが、前田が我慢のラリーでゲームを先行。一気に3ゲームを奪う。森もしぶとく粘って1ゲームを取り返し、3ー1。
5ゲーム目は序盤から接戦がつづき、9ー9、ここから森が1本取りゲームポイントを奪う。しかしここから前田が逆転、3本連取で優勝を決めた。
前田はダブルスの優勝とあわせて2冠を達成。学校対抗は惜しくも2位だったが、個人成績では決勝の2得点も含め今大会全勝で大会を終えた。
2位の森は3回戦で希望が丘の趙甜甜にフルゲーム8本、準々決勝も安藤(慶誠)に逆転勝ちと、苦戦しながらも決勝へ勝ち上がった。準決勝の芝田(四天王寺)戦では今大会好調の芝田を下し強さを見せたが、決勝では最後までペースをつかめなかった。

前田コメント
「去年は地元(福岡)開催でプレッシャーに負けてしまった。今年は気持ちの部分で絶対に負けないようにプレーしたことが今大会の結果につながったと思う。」

森コメント
「作戦通りバックを攻めることはできたけど、そこで相手がミスせず、逆に表ソフトの変化に引っかかってしまった。この結果は反省して、全日本で結果を出したい。」

  • 森を下し2度目の優勝

  • 松井監督と涙の抱擁

  • 3種目で全勝して大会を終えた

  • 最後まで流れを掴めず