加藤に続いて登場した村松雄斗も、男子シングルス予選グループ初戦をストレートで突破した。対戦相手のアレグロはサウスポー、回転量の多いフォアドライブを打ち込んできたが、村松のバック表ソフトのツッツキ、カットに対してオーバーミスを連発。第2ゲームはジュースにもつれたものの、試合のペースは常に村松が握っていた。
ひとつ隣のコートでは、第1シードの樊振東(中国)が、アファナドル(プエルトリコ)にいきなり第1ゲームを落とした。9−10から強引に打ちにいったボールが台から出ず、空振り。会場を大きなため息がつつんだ。その後はしっかり持ち直して3ー1で勝利したが、優勝候補と言われる選手ほど、やはりプレッシャーも大きい。