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速報・現地リポート

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ユース五輪・卓球競技

●女子シングルス予選グループ・第2戦
加藤 10、8、ー7、5 ルン・リサ(ベルギー)
●男子シングルス予選グループ・第2戦
村松 5、7、9 オルト(ドイツ)

 加藤はバックハンドの強い中国系選手・ルンに第3ゲームを落としたが、短気の虫が時折のぞくルンを粘り強く攻略。会場の空調の風の影響で、サービスがやや不安定になっているという。しかし、予選グループのヤマ場は乗り切った。明日の第3戦はグループの4番手、ニュージーランドのドンとの対戦だが、まず問題ないだろう。

 村松はオルトの強引なカット打ちにも助けられ、ストレート勝ち。「オルトは昨年の世界ジュニアで森薗とも良い勝負をしていたし、対攻撃ではかなりやると思っていたけど、カット打ちは情報がなかった。でも出足で無理に打ってきたので、これはカットは打てないなと」(田㔟監督)。第3ゲーム10−9のマッチポイントでは、ラリーから強烈なバックドライブで試合を決めた。このカットからのバックドライブ、もはや「ムラマツ」と名づけたくなる、彼一流のテクニックだ。

 「自分の調子は悪くない。まだ会場の空調とか、台に慣れていないので、そこをしっかり調整したい。緊張はするんですけど、いつものプレーをすれば勝てると思っているので、気負いすぎずにプレーしたい」(村松)。
  • ベンチに戻った加藤、「緊張した〜」とこの表情

  • 会場をうならせた村松のバックドライブ

  • 決定打にオーバーミスが続出したオルト