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速報・現地リポート

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ユース五輪・卓球競技

●男子シングルス予選グループ・第3戦
村松 0、2、2 ジョンソン(セントクリストファー・ネイビス)

 村松にとっては別の意味で難しい試合だった。予選グループ第3戦の対戦相手であるジョンソンは、ほとんどカットが打てず、カットをツッツキで返そうとしてもネットミス。時おりフォアドライブが入るのだが、次の2本目は100%返ってこない。第1ゲームは11ー0、第2ゲーム以降も一方的な内容だった。

 ユース五輪では、世界の204のNOC(国内オリンピック委員会)、すべてが参加して行われることを重視している。そのため、小さな選手団で参加している国や、前回の第1回ユース五輪で参加選手が少なかった国には、特別に出場枠が与えられることがある。村松と対戦したジョンソンもそういった選手のひとりだ。ミスの連続に、さすがに表情は冴えなかったが、こんなフロアでラケットを握るのは恐らく一生に一度の機会だろう。

 
  • あっという間に試合を終わらせた村松

  • ジョンソンはカットが全く打てず