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ユース五輪・卓球競技

★男子決勝トーナメント1回戦・その他の結果
樊振東(中国) 7、ー2、2、5、9 ゲラシメンコ(カザフスタン)
孔嘉徳(香港) ー9、6、8、7、7 テンティ(アルゼンチン)
オルト(ドイツ) ー9、ー6、9、ー10、12、8、6 ディオゴ・チェン(ポルトガル)
楊恒韋(チャイニーズタイペイ) ー6、7、9、9、5 レイツパイズ(チェコ)
カルデラノ(ブラジル) 8、ー6、3、11、ー10、ー9、10 パダサック(タイ)
ザトウカ(ポーランド) ー9、5、ー9、7、9、9 プツァル(クロアチア)
金民爀(韓国) 8、7、ー5、6、8 アックズ(フランス)

 第1シードの樊振東は、ゲラシメンコのバックハンドの速攻に押される場面もあったが、中盤からそのバックハンドをさらに両ハンドで狙い打った。フォアのカウンタードライブの打球点と精度は驚異的。対戦相手は次第に打つ手がなくなっていく。

 激戦になったのは、オルト対ディオゴ・チェン、カルデラノ対パダサックの2試合。ディオゴ・チェンは第5ゲームに何度もマッチポイントを握りながら決め切れず、痛恨の逆転負け。マッチポイントの場面ではセルフトークで冷静さを取り戻そうとしていたが、勝利への意識がプレーを硬くしてしまった。
 ブラジルの新星・カルデラノはタイの左シェークドライブ型・パダサックの切れ味鋭いフォアドライブに手を焼いたが、最終ゲームジュースで振り切った。長身で身体能力の高さとバランス感覚は申し分なく、「卓球を選んでくれてありがとう」と言いたくなる。台上で見せるボールセンスも抜群。精密な中国卓球を呑み込むスケールの大きさを感じさせる。
  • 樊振東、ゲームは落としても中盤から盤石

  • 逆転勝利に感極まるオルト

  • ブツ切りサービスをピタッとネット際に出せるカルデラノ

  • パダサック、敗れるもレベルの高さを見せた