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速報・現地リポート

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ユース五輪・卓球競技

●女子シングルス準々決勝
杜凱琹(香港) ー6、9、7、3、6 ディアコヌ(ルーマニア)
リリー・チャン(アメリカ) 8、10、10、ー9、3 タモルワン(タイ)
加藤 10、ー7、8、6、8 ラコバチ(クロアチア)
劉高陽(中国) 9、10、ー7、12、ー16、7 邱嗣樺(チャイニーズタイペイ)

 日本の加藤美優がクロアチアのラコバチを下し、ベスト4へ勝ち進んだ!
 第1ゲーム、9ー9からラコバチがサービスミス、10−9で加藤の勝負をかけた回り込み強打がわずかにオーバー。両選手とも勝利への意識がヒシヒシと伝わってきた。加藤はラコバチの回転量の多い回り込みドライブ、そして下がっての粘り強いロビングに苦しんだが、第3ゲームを競り合いながらも奪って2−1とリード。ここから、深く切れたツッツキやハーフロングのサービスなど、長身のラコバチの泣き所をうまく突いて、試合を優位に進めた。

 本当に少しずつ、プレーの硬さが取れ、加藤本来のひらめきのあるコース取り、勝負師としての本能が蘇りつつある。続く準決勝の対戦相手は劉高陽(中国)。準々決勝では邱嗣樺のバック粒高の変化ショート、思い切りの良いフォアスマッシュに相当苦しめられた。プレッシャーが大きいのは間違いなく地元・中国の劉高陽。観衆の大歓声に負けず、冷静かつ大胆に戦ってほしい。
  • 加藤、勝利のガッツポーズ!

  • ラコバチはプレーの大味な部分を突かれた