●混合団体・予選グループ1回戦
〈日本 3ー0 インド〉
○加藤 8、5、6 S.ムケルジ
○村松 5、1、8 ヤダブ
○加藤/村松 9、5、4 S.ムケルジ/ヤダブ
男女シングルスの表彰式が終わってからほどなくしてスタートした混合団体・予選グループ。1番・女子シングルス、2番・男子シングルス、3番・混合ダブルスの順番で行う2シングルス・1ダブルスの団体戦。予選グループでは2ー0になっても最後の混合ダブルスまで行われ、決勝トーナメントから2点先取となる。
対戦した日本やインドのように、男女とも出場権を獲得して単独チームを組んでいるところもあれば、ラテンアメリカチームやインターコンチネンタルチームなど、国を超えてチームを組んでいるところもある。
午前中の激戦の後、しかもクセ者・インドが相手ということで、油断できない戦いと思われたが、日本は3試合とも3ー0のストレートで完勝。「気持ちを切り替えるのは大変だったけど、シングルスで逃したメダルを、団体では絶対に獲りたい」と試合後の加藤。さすがはアスリートだ。
「混合ダブルスの練習はNTC(ナショナルトレーニングセンター)でやってきました。NTの選手をお借りしたり、藤井(寛子)さんが来ていたので、相手をしてもらったり、アドバイスを聞いたりもした。結構準備してきているので、今日のインド戦は確認という感じでした」(田㔟監督)。混合ダブルスでは、村松のカットを相手が打ってきても、加藤が冷静にブロック・カウンターでさばいていた。
中国だけでなく、チャイニーズタイペイ、韓国、タイなど難敵は多いが、金メダルを目指して日本チームの新たな戦いが始まった。