スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

ユース五輪・卓球競技

 インターコンチネンタル1戦で混合ダブルスを落としたものの、まずは順調に予選グループを突破した日本。混合ダブルスの敗戦については、田㔟邦史監督は「特に気にしてないです。個人戦の間は混合ダブルスの練習ができなかったので、昨日と今日は混合ダブルスのサービス・レシーブで自分たちが何をやるべきか、確かめようと話をしながらやっていた」とコメントした。

 村松のカットを相手が強打してきたケースで、加藤はやや対応に苦しんでいるようにも見える。しかし、「加藤の返球に対応するのは女子だから、難しく考えずにまずは普通にブロックしてコースを突けばいい」と田㔟監督は語る。「ブロックが良いコースに入れば、次に村松が両ハンドで攻撃できる。『男子のボールを受ける』ということを意識しすぎるとナーバスになってしまうから、村松のカットを相手がツッツキしてきたら、もう一回ツッツキで返してもいいと彼女には言っている。もちろん、打てるボールは自分から仕掛ける。あとは自分の判断です」(田㔟監督)。

 日本は明日、決勝トーナメント1回戦と準々決勝を戦う。シングルスで加藤がかなり調子を上げてきているのは頼もしい。シングルスで逃したメダルを、ぜひ混合団体でつかんでほしい。
  • 加藤/村松ペア、シンプルかつ積極的に戦いたい