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速報・現地リポート

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ユース五輪・卓球競技

 おはようございます。出場した選手&混合団体のダブルスペアを全部撮影しようとしてフロアを動き回り、フロア担当のスタッフのオバさまに「試合中でしょ!」と怒られた速報担当です。ジン・ジュンホンをコワモテにした感じの方で、どうも目をつけられているような気がする。

 混合団体の決勝トーナメントのドローは、下記のように決定。日本の側のブロックに香港とチャイニーズタイペイ、どちらが入ってくるか(どちらと準決勝で当たるのか)が注目されたが、入ってきたのは香港。女子シングルス2位の杜凱琹を擁する強敵だ。正直に言うとチャイニーズタイペイに入ってきてほしかったが、決勝で中国と当たるまでは負けられない。

 初戦のフランスは、女子のザリフにそこまで怖さはなく、アックズも村松のカットはまだ攻略できないだろう。少々気になるのは準々決勝。カルデラノ(ブラジル)とロレンゾッティ(ウルグアイ)のラテンアメリカ1が上がってくれば、日本はシングルスで両方とも勝っている相手なので、まず問題ない。しかし、ラネフル(スウェーデン)とトロスマン(イスラエル)のヨーロッパ2が上がってくると厄介だ。
 トロスマンは気性の荒いファイターだが、ラリーでは粘り強く、球威もある。ラネフルは両ハンドドライブのパワーでは今大会でも三本の指に入る選手。村松のカットを打ちこなすほどの緻密さはないが、混合ダブルスでは脅威になる。

 ……とはいえ、ここまで来たら、日本は相手がどのチームであろうと勝つだけだ。しっかりベスト4に入って、明日の大会最終日を迎えたい。