スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

ユース五輪・卓球競技

●混合団体・準々決勝
〈日本 2ー0 ヨーロッパ2〉
○加藤 7、7、2 トロスマン
○村松 10、12、3 ラネフル

〈香港 2ー0 クロアチア〉
○杜凱琹 8、7、10 ラコバチ
○孔嘉德 6、10、6 プツァル

 日本、難敵と思われたヨーロッパ2を2ー0で撃破。準決勝進出を決めた!

 勝負の行方を決めるトップでトロスマンと対戦した加藤は、トロスマンの打ち気を外すように、細かいコース変更と巧みな緩急で対応。第2ゲームに3ー6とリードされる場面があったが、ここから7点連取で10ー6とし、11ー7で2ゲーム連取。短気なトロスマンは第3ゲーム中盤から集中力が切れてしまった。
 2番ラネフルは回転量の多いパワフルなドライブで、村松のカットを攻め立てた。村松はカットにイージーミスがやや多く、第1ゲーム7ー10、第2ゲームも9ー10から3回のゲームポイントを奪われるなど、苦しい戦い。しかし、早く決めたいラネフルはゲームポイントで強打のミスを繰り返した。村松は中陣からのドライブでの反撃もうまく織り交ぜ、終わってみればストレート勝ち。

 大会もすでに第6日目。加藤、村松ともにさすがに疲労の色は隠せない。しかし、いよいよ大会も明日の2試合を残すのみ。4年に1度のビッグゲームで、悔いを残さずに戦ってほしい。明日の準決勝の相手は香港だ。
  • 最後はキレてしまった感のあるトロスマン

  • ラネフルは強さともろさが同居していた

  • 村松とラネフルの一戦