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ユース五輪・卓球競技

 混合ダブルスの決勝トーナメント1回戦、準々決勝をともに2ー0で制した日本。さすがに村松、加藤の両選手とも疲労の色は隠せない。今朝、田㔟邦史監督は「無駄な一球を打たない」「集中力を切らさない」ということを選手たちに伝えた。「どんどん体力勝負になってきているし、できる限り無駄なゲームは戦わせたくなかった。フランス戦では、加藤の試合の第2ゲームで早めにタイムアウトを取ったり、村松がゲームカウント2ー0の6ー3でリードしていても、そこで試合を決めるためにタイムアウトを取った。選手たちはよく頑張ってくれた」(田㔟監督)。

 ゆるやかなタイムテーブルのユース五輪だが、大舞台で戦うプレッシャーの中で、すでに6日間戦ってきた選手たち。緊迫したシングルスが終了した後、予選グループでは勝敗に関係なく3番・混合ダブルスまで行うという、極めて特殊な試合形式の混合団体がすぐに始まった。選手間のレベルの差も大きく、集中力を保つのは非常に難しい。

 それでも、泣いても笑っても大会はあと1日。「4年に1回の大会だから、選手たちには悔いの残らないようにやってもらいたい。多少の疲れはあるだろうけど、全身全霊を懸けて戦ってほしい。明日、全力で戦います」と田㔟監督。速報担当も、その戦いを最後まで全力で追いかけます。