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速報・現地リポート

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アジア競技大会・卓球競技

●女子予選グループ
〈日本 3ー0 モンゴル〉
○福原 0、7、1 ソドボロル
○石川 4、4、7 バトヒシグ
○平野美 3、1、2 エンフジン

 日本女子は今日2戦目のモンゴル戦も問題なし。まずトップ福原が、第1ゲームを11ー0のラブゲームで奪い、第2ゲームも10ー0でサービスミスでポイントを譲るなど、一方的な内容。試合後、「5月のJA全農世界卓球に出られなかったので、久々の団体戦でみんなと戦えてうれしかった」と語った福原は、初戦にも関わらず、本当に伸び伸びとプレーしていた。「前回のアジア競技大会で、私はシングルスとダブルス2種目で銅を3つ獲れたけど、団体戦は自分のせいで負けてしまってメダルが獲れなかった。今回は団体戦で決勝まで勝ち上がりたいです」(福原)。左第5中足骨の疲労骨折は、故障予防のためにアイシングはしているが、全く問題はないという。

 2番石川は、エンジン全開というよりも、調子を確かめるようなプレー。第3ゲームの出足で3球目攻撃のミスが続き、0ー5とリードされたが、しっかり挽回。10ー7のマッチポイントでは、3・5球目の厳しい連続バックハンド攻撃で、きっちり締めた。「初戦ということで少し緊張しましたけど、台の弾みとかを確認しながら、明日につながる試合ができた」(石川)。

 「何よりも明日の韓国戦が大事なので、サービスをいろいろ試したりしました。韓国戦は観客の応援もすごいと思うけど、それに負けないように自分らしいプレーをしたい」(福原)。「韓国戦がヤマ場になるので、一本一本しっかり戦って1位通過したい」(石川)。試合後のミックスゾーンでは、福原、石川両選手とも、明日の韓国戦へ向けて抱負を語った。明日は10時からパキスタンと戦った後、14時から運命の韓国戦を迎える。
  • 福原は快調なプレーを披露

  • 慎重に初戦を戦い、しっかり勝利した石川

  • ベンチでは笑顔ものぞいた福原