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速報・現地リポート

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アジア競技大会・卓球競技

●男子予選グループC・第4戦
〈日本 3ー2 チャイニーズタイペイ〉
○水谷 7、ー4、9、8 荘智淵
 丹羽 ー7、ー6、ー9  陳建安○
○村松 4、9、6 黄聖盛
 丹羽 8、ー6、10、ー13、ー1 荘智淵○
○水谷 12、9、8 陳建安

日本、ラスト水谷がさすがのプレーで陳建安を完封!
予選グループの1位通過を決めた!

「(トップで対戦した)荘智淵とはもう20回以上やっているけど、今年に入ってからは3勝0敗だったので、ある程度自信をもってやれました。今日はしのいだボールに対して、荘智淵のミスが多かったので、ラッキーでしたね。自分の調子はそこまで良くはなかった。前回が銅メダルということもあるけど、もう銅メダルはいらない。常に銅メダル以上を目指したい。そして中国に一矢報いたい」(水谷)。

 ここまでトップ起用の村松を3番に配したオーダーについて、倉嶋洋介監督は試合後にこう語っている。「タイペイはカットが苦手な選手が多いチーム。村松を2点起用しても良かったけど、さすがにキツいと思った。タイペイの3番は、3番手以下ではある程度カットが打てる黄聖盛が出てくるのはわかっていましたし、それでも村松は問題なく勝てると思った。3番で確実に1点取って、あとは水谷の2勝、あるいは水谷と丹羽で1勝ずつあげるオーダーでした」。
 「村松を2点で使っても良いのでは?」と発表時には感じられたオーダーだったが、その裏には確かな読みがあったのだ。「またタイペイと当たったら、今度は2点起用するかもしれません」(倉嶋監督)。もちろん第一優先は勝利することだが、貴重な若手チョッパーを大事に育てようという「親心」がうかがえる。
  • 水谷のフォアドライブはとにかく凡ミスがない

  • 陳建安、丹羽を破るも水谷には翻弄された

  • ラスト水谷、勝利の瞬間