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アジア競技大会・卓球競技

 王国取材班を車で案内してくれたカメラマンのアン・ソンホさん曰く、今大会の会場となる水原体育館は「スモール、スモール!」。到着してみると確かに観客席もそれほど多くないが、卓球を観戦するにはちょうど良いくらいのサイズ。韓国チームが練習後のクールダウンを終え、引き揚げるところだった。

 すでに男女団体戦は第1ステージ(予選グループ)のドローが発表されている。アジア競技大会のドローは、ワールドチームランキングではなく前回大会の成績によって行われるため、前回ベスト8の日本女子にとっては少々厳しい組み合わせになってしまった。予選グループのドローは下記のとおり。 

★男子団体予選グループ
A:中国、シンガポール、カザフスタン、ラオス
B:韓国、インド、クウェート、ネパール
C:日本、チャイニーズタイペイ、中国マカオ、パキスタン、モルディブ
D:北朝鮮、中国香港、カタール、イエメン、モンゴル

☆女子団体予選グループ
A:中国、インド、マレーシア、ネパール
B:シンガポール、タイ、チャイニーズタイペイ、カタール
C:韓国、日本、モンゴル、パキスタン、モルディブ
D:北朝鮮、中国香港、中国マカオ、ラオス、クウェート

 ……なんと日本女子は韓国と同じグループになってしまった。2010・2012年と世界団体選手権でも大激戦を繰り広げた両チーム。何かお互いにひきつけ合う吸引力があるのか……。団体戦の試合形式は世界選手権と同じ、ABC-XYZの5シングルス。アンさんは韓国女子のオーダーを「1番徐孝元、2番梁夏銀が2点起用で、3番は田志希」と読んだ。田志希は中国から帰化した実力派左腕だ。
 各グループの2位まで決勝トーナメント(準々決勝)に進むことができ、日本は男女とも準々決勝進出は間違いない。しかし、準々決勝でのドローを考えれば、やはり予選グループはきっちり1位で通過したい。
  • 水原体育館のフロアの様子

  • コーチとして韓国チームに復帰した柳承敏は……少々ふっくら