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速報・現地リポート

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アジア競技大会・卓球競技

● 混合ダブルス準々決勝
金ミン鉐/田志希(韓国) 4、10、-8、-10、6  丹羽孝希/平野早矢香(日本)
岸川聖也/福原愛(日本)8、-8、-5、9、3 張ユク/姜華君(香港)
キム・ヒョクボン/キム・ジョン (北朝鮮)  3-2 周雨/武楊 (中国) 
江天一/李皓晴(香港) 3-0 樊振東/陳夢 (中国) 
● 混合ダブルス準決勝 (2日午後6時)
岸川聖也/福原愛(日本) vs. キム・ヒョクボン/キム・ジョン (北朝鮮)
江天一/李皓晴(香港) vs. 金ミン鉐/田志希(韓国)
 
 世界選手権でも銅メダルを獲得した経験を持つ岸川/福原ペアは勝ち方を知っている。
 1-2とゲームをリードされた後に、ギアチェンジをして香港ペアを追い上げる。4ゲーム目を大きくリードしながら後半追い込まれるも、そこでしっかりと押さえ込んだのはさすが。最終ゲームは完全に日本ペース。岸川のドライブと福原の緩急の攻守の組み合わせは絶妙。最後は岸川の強烈なバックハンドでメダルを確定させた。しかし、二人の顔には満足感はない。
 狙いはあくまでも銅メダルとは明らかに違う色のメダルであることは明白だ。

岸川「今まで個人戦の銅メダルは獲ってきた。準決勝で勝ち、違うメダルを獲りたい」
福原「昨日の団体決勝で丁寧さんに勝ち自信を持つことができた。準決勝で勝ちたい」

 準決勝の相手はキム・ヒョクボン/キム・ジョン(北朝鮮)。世界選手権の優勝ペアだが、チャンスは十分にある。北朝鮮ペアのパワー対岸川と福原の巧みな技術力の勝負となる。

 一方、丹羽/平野早矢香のペアは0-2から2-2に追い上げ、完全にペースをつかんだかに思えたが、最終ゲームの出足の0-5は痛かった。流れが日本に傾いていただけに惜しまれる局面だった。
  • 惜しくもメダルを逃した丹羽/平野早矢香組

  • 最終ゲームは絶好調状態になった岸川/福原組

  • メダルを決めた瞬間の岸川/福原