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アジア競技大会・卓球競技

●混合ダブルス準決勝  
キム・ヒョクボン/キム・ジョン (北朝鮮)  -3、4、9、7、9   岸川聖也/福原愛(日本)

相手は2013年世界選手権パリ大会の混合ダブルスチャンピオン。1ゲーム目、福原→キム・ヒョクボン→岸川→キム・ジョンの順番でスタート。3-0、4-2、6-3、9-3、11-3。キム・ヒョクボンが福原のボールに戸惑い、岸川はしっかり決めていく展開となった。

2ゲーム目、3-2、3-3で福原の見事なドロップショット決まる。4-3。ここから相手が日本ペアのミスを誘い4-8。結局8点連取され、4-11で2ゲーム目を落とした。

3ゲーム目、北朝鮮ペアがジリジリと流れを引き寄せていくが、そこで抵抗する日本ペア。3-2、3-4からの素晴らしいラリーを制し、4-4。4-5、岸川チキータ5-5。6-5。岸川の動きは良い、7-5。福原のバックにキム・ヒョクボンは安全に入れて岸川の強打8-5。8-7、9-7、9-8、岸川のドライブがオーバーして9-9。福原のフォアドライブがオーバーして9-10、最後はキム・ヒョクボンのドライブが決まり、9-11で落とした。終盤での4本連続失点が痛かった。

4ゲーム目、2-4、福原のドロップショット連発、3-4。しかしここから離され3-7,4-7、6-7、6-8、7-8、7-9、7-10、7-11と落とした。これでゲームカウント1-3で日本ペアに後はない。

5ゲーム目、2-0。2-2、2-3で日本はタイムアウト。4-4、6-4でリード。7-5、7-7に追いつかれる。7-8で逆転される。8-8、岸川のチキータがオーバーして8-9、キム・ジョンのフォアストレートのドライブが決まり8-10で北朝鮮ペアのマッチポイント。9-10、最後はキム・ヒョクボンのドライブが決まり、日本ペアは惜しくも敗れた。あと一本に泣いた。

岸川のコメント「1ゲームがよい感じで取れて良かったが、3ゲームの9-7から逆転されて落としたのが勝負の分かれ目だった。1ゲームは僕が男子のボールを打つ番で、2ゲームは僕のボールを男子が打つので落としたのは仕方がないが、やはり3ゲーム目を落としたことで流れが相手に行ってしまった。逆転するのは難しかった。作戦は悪くなかったが、相手のコンビネーションが良くて、こちらのほうにミスが出た。メダルを取れたことは良かったけど、また銅メダルで終わったのは残念」
  • 世界チャンピオンのキム・ヒョクボンとキム・ジョンのペア

  • 3ゲーム目を落としたのが最後まで尾を引いた岸川/福原のペア