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2014世界ジュニア選手権大会速報

●女子ダブルス準決勝
平野/伊藤 7、8、7、7 ジ・ウンチェ/李ジオン(韓国)
陳幸同/劉高陽(中国) ー10、7、ー5、ー7、2、2、7 何卓佳/朱朝暉(中国)

 日本の平野/伊藤ペア、準決勝で韓国ペアをも下し、決勝進出!
 韓国ペアはシングルスでも平野に敗れたジ・ウンチェが攻撃力不足。平野/伊藤に前後左右に振られると対応できず、ミスを重ねた。平野/伊藤は9ー3と大きくリードした第2ゲーム、9ー8まで挽回されたところでベンチの劉潔コーチがタイムアウト。10ー8から、この大会で非常によく効いている平野のアップダウンサービスでエースを奪い、そこから主導権を譲らなかった。

 それにしても、平野/伊藤のコンビネーションは見事。相手ペアに強打を打たれても、ふたりは正確にコースを予測して、前陣でのカウンターやブロックで跳ね返す。まるで懐の深いひとりの選手のよう。貫禄すら感じさせるコンビネーションだった。
 日本女子の女子ダブルスでの決勝進出は、2010年の石川佳純/森薗美咲ペア以来、4大会ぶり。この種目はこれまですべて中国が制しており、他のチームの優勝はない。明日、平野/伊藤は中国の壁に風穴をあけ、日本勢初の優勝を目指す!
  • 平野/伊藤は、フォア前もバックハンドでうまく攻めた