●男子ダブルス準決勝
趙勝敏/金民爀(韓国) 5、5、9、5 彭王維/王泰威(チャイニーズタイペイ)
呂翔/薛飛(中国) 5、ー8、11、1、8 劉丁碩/王楚欽(中国)
●混合ダブルス準決勝
王楚欽/陳幸同(中国) 12、2、8、5 薛飛/劉高陽(中国)
呂翔/王曼昱(中国) 2、ー9、2、9、8 于子洋/何卓佳(中国)
男子ダブルスと混合ダブルスの準決勝が終了。閔行体育館の長い一日が終わった。時計の針は現地時間の22時20分を指している。
男子ダブルスは韓国ペアと中国ペアが決勝に勝ち上がった。韓国ペアは威力あるカウンタードライブを打つ左腕・趙勝敏が光っていた。一方、準々決勝で坪井/吉村ペアを破った中国ペアはダブルスのテクニックが抜群。呂翔のダブルスのうまさは、父親の呂林(92年五輪男子複優勝)譲りか。
混合ダブルスはタイムテーブルがかなり遅れたせいか(?)、中国ペア同士の完全な出来レース。シングルスでは同士討ちでも真剣勝負を見せていた中国だが、無気力なプレーの連続だった。モチベーションが上がらないのは、わからないでもないが…。審判も選手もすべて中国人。ちなみにこの前に行われた男子複準決勝の同士討ちでは、国際大会なのに途中まで中国語でコールしている審判もいた。卓球の国際化と世界的な普及を推進している中国、足下(あしもと)もしっかりしてくださいよ。