●男子団体・第2ステージ
〈日本 3ー0 チェコ〉
○坪井 9、8、ー7、9 レイスピス
○酒井 6、7、ー4、9 ポランスキー
○吉村 5、8、3 クチェラ
日本男子、第2ステージ初戦でチェコを3ー0で下し、快調なスタートを切った。
トップのレイスピス、2番のポランスキーはともにリーチの長い右シェークドライブ型。コースの読みにくい球さばきから、時おり強烈な両ハンドのパワードライブが飛んでくる。日本勢はやや緊張感もあったものの、トップ坪井が得意のチキータから、正確なフォアドライブの連打を見せ、2番酒井も攻めの速さで圧倒。そして3番では、吉村が第1ゲーム6ー0とスタートダッシュをかけるなど、切れ味鋭いフォアドライブを連発してカットのクチェラを圧倒した。
「非常に良い立ち上がりだったと思います。大会に向けて良い練習、トレーニングを積んできて、選手一人ひとりも、チーム全体としても良い試合でした」と試合後の田㔟邦史監督。次戦で当たるスウェーデンには、スウェーデンオープンで坪井と酒井を破ったケルベリ(kallberg)がいる。「前回の対戦はあくまでもひとつのデータ。今大会に向けて準備はしっかりしてきたし、我々は世界一へ向けて挑戦する立場。守るものはないし、あくまでチャレンジャーとして戦おうと選手たちには言っています」(田㔟監督)。