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速報・現地リポート

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2014世界ジュニア選手権大会速報

●女子団体準決勝
〈日本 3ー0 アメリカ〉
○平野 15、7、5 ジャー
○佐藤 5、2、3 リリー・チャン
○前田 9、5、6 クリスタル・ワン

〈中国 3ー0 中国香港〉
○劉高陽 7、1、8 劉麒
○陳幸同 5、2、ー9、7 蘇慧音
○王曼昱 7、2、7 林依諾

 日本、アメリカを下し、7大会連続の決勝進出!!
 アメリカ戦の幕開けは、トップ平野が決めた8回目のゲームポイントだった。韓国戦のトップで勝利したインド系プレーヤー、ジャーを迎えた平野は、第1ゲーム10ー7から実に7回のゲームポイントを握るも、ジャーも一歩も譲らず、12ー13でゲームポイントを奪い返す場面も。ジャーはバック対バックに非常に強く、フォアのドライブも回転量が多かった。しかし、平野は16ー15で8回目のゲームポイントをものにして、第1ゲームを先取。ここから日本はイッキに突っ走った。

 2番佐藤は、ループドライブとツッツキでのリリー・チャンの粘りを、さらに上回るほどの正確無比なカットプレー。第1ゲームを終えたリリー・チャンがベンチに戻ってきてひと言、「so tired(クタクタよ)」。強烈なスマッシュもしっかりバックカットで返球し、最後はリリー・チャンの集中力が切れた。調子の波が少ない佐藤だが、この試合は今大会一番の出来だった。

 3番前田もこの流れを断ち切ることなく、第1ゲームの出足からガッツポーズ連発でグイグイ飛ばす。ワンのバックハンドは正確でミスが少なかったが、前田はフォアのボールでもバック表ソフトの変化をうまくいかしながら、ミドル攻めを効果的に使っていた。終わってみればオール3ー0、強い強いニッポンだった。決勝の相手は、香港を完封した中国だ!
  • トップ平野、戦術面・技術面とも成長著しい

  • 会場の視線を集めた佐藤

  • 前田、3番できっちり締めた