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2014世界ジュニア選手権大会速報

●男子団体準決勝
〈日本 3ー0 チャイニーズタイペイ〉
○酒井 ー9、5、10、ー8、7 楊恒韋
○村松 4、8、5 王泰威
○坪井 10、ー6、10、7 彭王維

〈中国 3ー0 韓国〉
○于子洋 5、5、5 趙勝敏
○梁靖崑 ー5、6、10、10 金民爀
○呂翔 6、9、10 朴康賢

 タイペイを3ー0で退け、日本男子も決勝進出!
 なんといっても大きかったのは、トップでユース五輪4位の楊恒韋に競り勝った酒井の1勝。やや台から距離を取り、タッチの柔らかいバックハンドで前に落としてからカウンターを狙ってくる楊恒韋に対し、酒井は第1ゲームを落とし、第3ゲームも9ー10でゲームポイントを握られながら、12ー10と逆転。最終ゲームまでもつれたものの、強引なフォアのカウンターに頼らず、バック対バックで冷静に勝負して勝利をつかんだ。
 「1番で酒井が競っても勝ってくれて、1ー0で回ってきて気持ち的には楽だったので、思い切り戦えました」(村松)。その村松はまだカット打ちが粗い王泰威に完勝。スコアが競っても、バック表ソフトのツッツキとカットで変化をつけ、王を翻弄した。

 3番坪井は得意のチキータを3球目で狙われ、2ゲーム目には1ー9まで離される場面もあったが、サービスの組み立てのうまさと、正確なフォア連打で勝利。ただ、プラスチックボールになったことでチキータや台上バックドライブの威力は落ち、またどのチームも対チキータの攻撃をかなりやり込んできている印象だ。

 「世界ジュニアは4回目の出場で、去年は悔しい思いをしているので、今年は2点取って優勝したいです」と試合後の村松。中国は韓国を3ー0で下したが、地元での開催ということもあり、かなりプレッシャーを受けているようだ。日本、05年大会以来の優勝へ、ここまできたらやるしかない!
  • トップ酒井、見事に大役を果たす

  • 酒井と接戦を演じた楊恒韋

  • 日本男子ベンチも燃えた!

  • 坪井、勝利を決めてこの笑顔