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2014世界ジュニア選手権大会速報

 下写真左は、昨日の男子団体準々決勝、韓国対香港戦での観客席の様子。これまでの世界ジュニアでも、韓国のコーチやチームの関係者は、観客席で立って選手たちに声援を送ることが多い。……なかなかの圧迫感だ。韓国の応援団の中には、審判の判定に観客席から口を出して、香港チームからひんしゅくをかっている人もいた。これはさすがにいただけない。

 今大会、男女チームとも第2ステージを1位で通過した韓国。しかし、すでにお伝えしたとおり、女子チームは準々決勝でアメリカに屈してベスト8。男子チームは、準々決勝で香港に対し、2ー0のリードから2ー2に追いつかれ、からくも逃げ切った。快調にリードしながら、少しスコアが競ってくるとプレッシャーでプレーが硬くなり、逆転を許す展開が多かった。

 準決勝の中国戦では好プレーも随所に見せたが、これまでの戦いを見る限り、韓国選手たちは観客席から降り注ぐプレッシャーとも戦わねばならないようだ。その点、中国は地元開催のプレッシャーはあるだろうが、「ジュニアはまだ通過点」というのがハッキリしているように思える。