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2014世界ジュニア選手権大会速報

●男子シングルス・予選リーグ2回戦
吉村 7、ー6、12、14、2 フォルワルスキ(ポーランド)

 吉村、カットのフォルワルスキを苦しみながらも破り、2戦2勝で予選リーグ1位通過。明日の決勝トーナメントへ駒を進めた。

 「1試合目はそこまで強い相手じゃなかったけど、2試合目はレベルが上がって、しかもカットマン。カットマンに対しては得意意識があったので、あんなに競るとは思わなかった。まだまだ仕上がってないなという感じです」。フォルワルスキとの試合をそう振り返った吉村。第3ゲームを逆転で奪い、迎えた第4ゲーム、7ー10から10ー10に追いつき、互いにゲームポイントを取り合うジュースの連続から、16ー14でゲームを奪取。これでフォルワルスキは集中力が途切れた。「全然納得のいく試合ではなかったけど、気持ちを切り替えて頑張りたい」(吉村)。

 団体決勝ではオーダーから外れた吉村。試合に出られなかったこと、そして中国に0ー3で敗れたことは本当に悔しかったという。その悔しさをシングルスにぶつけてほしいが、まだ彼本来の豪打、相手の戦意を喪失させるような切れ味鋭いカウンターが見られていない。「中国以外の国だったり、格下だったりするとかえって「負けちゃいけない」と空回りしてしまうところがある。早く中国とやりたいです。1回戦から中国でいい」(吉村)。日本にも、中国選手に負けない球威の持ち主がいることを見せつけてほしい。
  • 吉村、決勝トーナメント進出。明日から大爆発だ

  • 低いバックカットとフォアの強烈な攻撃を見せたフォルワルスキ