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2014世界ジュニア選手権大会速報

 世界ジュニアの出場選手のサービスは、実に個性豊か。フォームか、球種か、フェイクモーションか、トスの高さか、あるいはそれらの組み合わせか。人にはないサービスがあれば、それだけで大きな武器だ。

 上段写真の2枚は巻き込みサービスのふたり。左は今大会、サービスの威力では1、2を争うシェルベリ(スウェーデン)のサービス。この写真はインパクトだけだが、テイクバックが翼を広げるように大きく、そこから思い切りボールの底をえぐるように巻き込む。変化と回転量は相当なものだ。右のリリー・チャンは、グリップをここまで握り替えて、サービスを出しやすくしている。

 中段写真はバックサービスのふたり。左はチームメイトのケルベリと並んで、サービスエースの山を築いているラネフル(スウェーデン)。フォア〜ミドル前のサービスを中心にしながら、相手のバックへのロングサービスも多用。インパクトの瞬間までコースがわからない。右は「寄らば斬るぞ」という、なんだかカッコいいフォームのオリバミセ(ナイジェリア)

 下段写真はフェイクモーション。左右対称みたいになってますが、左は王楚欽(中国)、右はバベキディオ(コンゴ共和国)。バベキディオのフォームはダンスを踊っているようだった。