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2014世界ジュニア選手権大会速報

●混合ダブルス3回戦(ベスト8決定戦)
酒井/前田 ー7、4、7、9 エチェキ/バリント(ハンガリー/ルーマニア)
●混合ダブルス準々決勝
于子洋/何卓佳(中国) 7、7、6、ー5、10 酒井/前田

 混合ダブルス3回戦・準々決勝が行われ、酒井/前田は3回戦を突破してベスト8入りを果たしたが、準々決勝で中国ペアに敗れた。日本勢、初のメダルはならず。
 試合後、「于子洋のボールに威力があった。どこからでも打ってきて、最後まで対応しきれなかった」と酒井が語ったように、驚異的なフットワークから放つ于子洋のフォアドライブは日本ペアを大いに苦しめた。右シェーク・バック表の何卓佳は黒子(くろこ)に徹し、レシーブでは徹底して切れたツッツキやストップ。日本ペアが持ち上げると、強烈なドライブが飛んできた。

 酒井はこれで全種目での戦いを終えた。4大会連続出場、最後の世界ジュニア。団体戦では準決勝のチャイニーズタイペイ戦トップで勝利するなど、チームの主軸として活躍したが、個人戦では悔しい結果になった。団体戦で2大会続けて中国から勝ち星を挙げた「中国キラー」ぶりを、シングルスでも発揮してほしかったが…。酒井は休む間もなく、12月11日からタイ・バンコクで行われるITTFワールドツアー・グランドファイナルのU-21に出場する。
  • 酒井/前田はベスト8

  • 何卓佳(手前)は徹底してつなぎ、于子洋の強打を引き出した