速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

平成26年度全日本選手権大会速報

●ジュニア女子準々決勝
早田(石田卓球クラブ) -6、9、8、9 橋本(四天王寺高) 
木村(ミキハウスJSC) 15、6、3 三條(四天王寺高)
伊藤(スターツSC) -7、9、4、-9、7 浜本(JOCエリートアカデミー/大原学園)
平野(JOCエリートアカデミー) 8、-9、2、8 芝田(四天王寺高)

ジュニア女子は中3の木村と、早田・伊藤・平野の中2トリオがベスト4へ勝ち進んだ。なんと、ベスト4はすべて中学生が占めた!

早田は橋本の低く鋭いバックカットに苦しみながら、正確で威力のあるフォアドライブを打ち続け、粘り強く攻略。木村は相変わらずのパンチ力のあるフォア強打と、堅固なバックの守りで、三條との同士討ちを制した。
伊藤は浜本の回転量の多い両ハンドドライブにミスも多く出たが、前陣に徹したブロックと、時折見せるバック強打で競り勝った。3試合連続でゲームオールの接戦、「気持ちが守りに入ってしまったけど、どの試合も2-2の最終ゲームでリードできたのが大きかった。競っても落ち着いてやれた」と試合後に語った。

平野は昨日「ジュニアで警戒している選手」と語っていた芝田と対戦。先月の世界代表選考会では敗れている相手だったが、芝田の威力ある両ハンドドライブにも前陣での非常に打球点の早いブロックとカウンターで対応。フォアに揺さぶられても後ろに下がらず、「速さ」で芝田を制した。

明日の準決勝は早田対木村、伊藤対平野。伊藤は「ミウミマ対決」を前に、こう語っている。「明日はまず美宇ちゃんとのダブルスがあるので、それに集中したい。昔はちょっと苦手意識があったけど、今は平気です。同世代だから、上に行くためには必ず当たる。それは『覚悟』ですよね」。「黄金世代」の中から、誰が飛び出すのか?
  • ジュニアで過去2回2位の平野。明日は悲願の優勝なるか

  • 木村は健闘のベスト4。お父さんの正幸さんは川鉄千葉で活躍した往年の名選手