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平成26年度全日本選手権大会速報

 大会2日目は混合ダブルス2回戦からスタート。2回戦に入り、吉村真晴・石川佳純(愛知工業大/全農)らシードペアが続々登場。大きな波乱はまだ無いが、初戦とあってか、シードペアでももつれる試合があった。
 2012年度優勝ペアの田添健汰・前田美優(専修大/希望が丘高)は足立泰志・小村歩未(松徳クラブ/松徳学院高)と対戦。1ゲーム目は相手を攻め立てて圧勝するも、2ゲーム目、3ゲーム目は相手の粘り強い攻めにミスが目立ち、ゲームを連取される。4ゲーム目は終盤まで接戦となるも、何とかこのゲームを奪い返し、最終ゲームへ。最終ゲームは序盤でリードを奪って、苦しみながらも初戦を突破した。
 軽部隆介・天野優(シチズン/サンリツ)の日本リーガーペアも高校生ペアの(髙橋拓己・近藤未来(明豊高)に大苦戦。サウスポーの髙橋が振り回し、近藤もミスのない攻撃で2ー0とリード。4ゲーム目も8ー6と勝利目前だったが、相手のタイムアウト後に流れが変わり逆転で、軽部・天野が勝利。日本リーガーの意地を見せた。
 他の種目に比べると番狂わせが起きやすい混合ダブルス。意外なペアが上位に絡む可能性もある。

● 混合ダブルス2回戦
軽部/天野(シチズン/サンリツ) -10、-8、7、9、7 高橋/近藤(明豊高)
田添/前田(専修大/希望が丘高) 4、-9、-6、8、6 足立/小村(松徳クラブ/松徳学院高)
  • 2回戦進出を決めた田添/前田

  • 逆転で勝利を収めた軽部/天野