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平成26年度全日本選手権大会速報

ジュニア男子で快進撃を続ける小学5年、張本智和が一般男子シングルス1回戦に登場した。
対戦相手は、名門・青森山田高出身で埼玉工業大の実力者・神原宏士。
張本は持ち前の前陣ドライブで積極的に両サイドを突いたが、さすがに相手は関東1部の大学生とあって、ジュニアのようにはなかなか打ち抜けない。神原は距離をとってうまくしのぎ、逆に張本は早い打球点で攻めようとしてミスが出てしまった。
2ゲーム目はジュースとなり、12-12でのラリーでは、神原が下がってロビングをし、張本が攻めるというチャンスの展開だったが、ここでボールが割れて、ラリーが中断。ここを取れていれば、悔やまれる好機だった。互角といって良い内容だったが、パワーとしのぎに勝る神原が最後はしのぎきった。

張本に注目が集まった一戦だったが、相手の神原も多くの報道陣が囲まれプレッシャーがかかる中、小学生を相手に向かっていく素晴らしいプレーを見せてくれた。

●男子シングルス1回戦
神原(埼玉工業大) 9、12、6 張本(仙台ジュニアクラブ)
  • 一般の勝利はならなかった張本

  • 試合後ベンチでうつむく張本、ジュニアで期待したい

  • うれしい1勝をあげ、観客席に手を振る神原